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2008年03月21日

π結合


パイ-パイそうごさようと呼ばれるものがあるようです。

せつかわですね。


π結合(ぱいけつごう、pi bonds)は、分子内の隣り合った原子のそれぞれの電子軌道のローブの重なりによってできる化学結合である。π結合はp軌道を意味するギリシャ文字の"π"から命名された。

π結合は二つの原子のp軌道の間で直接的に電子が共有されている。π結合は原子核の正電荷から距離がある為に、σ結合よりも結合力が弱く、エネルギー準位が高い。

二重結合あるいは三重結合している原子は1つのσ結合と残りは通常π結合とから構成される。π結合は平行に配列した軌道の重なりによって生じる。それは2つの軌道が縦方向に一次結合し、σ結合よりも長くなっている。π結合上の電子は時としてπ電子と呼び表される。


π-π相互作用(パイ-パイそうごさよう)とは、有機化合物分子の芳香環の間に働く分散力(ロンドン分散力)である。2つの芳香環がコインを積み重ねたような配置で安定化する傾向があるため、スタッキング(積み重ね)相互作用とも呼ばれる。

芳香族化合物は堅固な平面構造をとり、π電子系により非局在化した電子が豊富に存在する為、とくにロンドン分散力が強く発現する。したがって、π電子が増えるほど強くなる。この相互作用は普通の分子間力よりやや強く、いろいろな分子の立体配座や超分子構造形成に影響を与えている。特にDNAの二重らせんの高次構造の安定化には、核酸塩基間のπ-π相互作用や疎水結合によるスタッキング構造の形成が、核酸塩基間の水素結合とともに大きく作用している。またタンパク質分子の安定化や、ポリスチレンなどの合成樹脂(リモネンなどの芳香族溶媒に溶けやすい)、芳香族化合物の結晶、液晶などの物性にもπ-π相互作用の寄与が存在している。多くのディスコティック液晶はπ-π 相互作用により柱状構造を形成する。さらにπ-π 相互作用はナノテクノロジーにおける自己集合技術でも重要な要因である。

このほか、1つの芳香環とそれに垂直の位置にある他の芳香環についた水素原子との間にT型スタッキング(T-stacking:芳香環がT字形に配置することから)と呼ばれる相互作用(またアルキル基との間のCH/π相互作用など、一般の水素原子の場合を含めπ−H相互作用ともいう)が働くことが知られている。

引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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